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自転車の種類


リカンベント

   


リカンベントとは
自転車の一種である。通常の自転車がサドルに臀部を乗せ直立に近い状態で、足の上下の屈伸運動を動力とするのに対し、リカンベントはサドルの代わりとなる背もたれつきのシートにもたれるように坐り、足を前方に向けた姿勢での屈伸運動を動力とする。

リカンベントは通常の自転車に比べ、空気抵抗が少なく、平地での巡航能力が高い事が特徴。また臀部だけでなく腰の広い接面で全体重を支えるので長時間走行しても負担が少ない。しかし立ちこぎ(ダンシング)ができない構造であるため、変速機のみで負荷を調整しなければならない。このため登坂能力が比較的低いとされている。一部のトライクでは登坂能力改善のため91段もの変速を備えた車種も存在する。バランスを取るのに通常の自転車とは違う慣れが必要で、自転車に乗れる人でも乗れるようになるには数分から一時間程度の練習が必要となる。坂の多い日本では比較的普及が遅いが、平地の多いオランダなどでは開発も熱心である。
種類
リカンベントは車輪の数、ホイールベース、ハンドルの位置、乗車位置で分類されている。トライクとも呼ばれる3輪リカンベントは、前1輪のものをデルタトライク、前2輪をタドポールと呼ぶ。リカンベントは仰向けに寝そべった形で乗車するが、うつぶせに乗るものもあり、プロンと呼ばれる。2人乗車で1人はうつぶせ、1人は仰向けで乗車するというものも存在した。

リカンベントのハンドルは、通常の自転車のように運転者の前にあるタイプ(OSS:Over Seat Steering / ASS:Above Seat Steering)とサドルの下にあるタイプ(USS:Under Seat Steering)とがある。また後者の場合、運転者は視界が開けるというメリットを享受できるが運転感覚の違い(構造上操舵角が制限される)のために慣れるまでには多少の訓練を要するようである。また、競技用ではあるが後輪操舵のものも存在する。
乗車位置によりハイレーサー、ミッドレーサー、ローレーサーなどの分類がある。ハイレーサーは地面の凹凸に強く、後述するローレーサーは空気抵抗の点で優れている。

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